ピアノは一度置いたら、移動するのがなかなか難しいものです。
あとで後悔しないためにも、トラブルの少ない場所を探しましょう。
ピアノは、本来の音を聞けるように、
なるべく広く天井の高い部屋に置きましょう。
また、多くの部分に木を使っているピアノは、
湿気に弱いので、台所などの水場から遠く、
湿度や温度の変化が少ない部屋が理想的です。
また、ご近所の音漏れを考えて、
なるべく隣家に面していない部屋に置きましょう。
そして、寝室には置かないようにしましょう。
大きな地震などが起きればピアノが転倒してきて、
命の危険性が十分ありえます。
どうしても、ピアノの前で寝られる方は、
地震対策のピアノ専用器具をお使い下さい。
部屋に置く際はまず、
外気の影響や直射日光を受けやすい窓際や、
外壁に面したところは置かずに、
壁側に寄せたいなら、部屋の仕切り壁側に置きましょう。
その際、壁から10〜15pは離して置きましょう。
次に、ピアノは重いので、
出来るだけ平行で安定性の良い場所に置き、
床を傷つけないように敷板を使用しましょう。
次にピアノの音は、響板部分から一番でます。
その響板部分を外壁の方に向けると外に最も音抜けしますので、
ご近所への音漏れを気にする場合は、
自宅の仕切り壁側にピアノの音響部分を向けましょう。
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